【イスラエル→ヨルダン編】DAY4 砂漠の中心で愛の告白…

 

これまで、ずっとテルアビブ在住の友達に

おんぶにだっこしてもらっていてバックパッカーっぽくなかったけど(笑)

ここから、本領発揮だぞー!!★

 

まずは、タクシーでテルアビブのcentral bus terminalへ

(前日にワイン飲みながら、Tel AvivからEilat行きのバスのチケット(10時)を予約しておいたのです。英語可の電話の対応時間が20時ぐらいまでで、すでにコールセンターの営業時間が終了していたため、オンライン(24時間対応)での予約(ヘブライ語のみ)にチャレンジ~!そして友人のヘルプを借りて予約完了~!バスチケットは70シュケル(=2100円)でしたん。なぜか友達がさらっとカードで支払ってくれてた…(ほんとおんぶに抱っことはこのことですよ)

 

翌朝のタクシーも友達が手配してくれたよお

Uberみたいに、アプリで事前に行き先を運転手に伝えておいて、ピックアップしにきてくれる仕組みで、支払いもアプリ上で完了してるよん。(まだおんぶに抱っこw)

 

朝のラッシュアワーに見事に巻き込まれ、バスターミナルに到着したのが10:04

時間にゆるい国だったら、意外とバスが出発してないんじゃないかななんて楽観的にバス乗り場へ~

バス乗り場は6階だったよ。新宿のバス乗り場みたいだね!高速に直結してるのかな?

 

時間にゆるい国であることをちょっと期待しながらバスを探したんだけど

やっぱりもう出発しちゃってた(てへ)

 

せっかく前日に友達に取ってもらったチケットは無駄にできないと思って

チケットオフィスで「バス逃しちゃったから次の11時のバスに乗せて~」ってお願いしたら、「手数料の15シュケル(=450円)払えば、大丈夫だよ」とのこと。

15シュケル払って無事、11時のバスチケットをゲット!

 

まだ朝ごはん食べてなかったので、ちょうどいいやあと思い、

いい感じのご飯屋さんを探すことに。

 

↓バス逃したけど、Everything is going to be alright!っていう余裕の顔してる(笑)

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バスターミナル内にいくつもご飯屋さんあって、どこ行こうか迷ったけど

よく分からなさに惹かれてこちらへ :) ↓

コカコーラしか読めないよ(笑) すべて記号に見える!!!f:id:mahomaho18:20181031160049j:image

 

とりあえず、持ち前の好奇心でにこにこしながら、おっちゃんに「what's good?:)」て話しかけたら、ケバブはどうかと。

よいね、ケバブにしようと即決。(というかほかに何があるも分からないし、なにも読めないしw)

 

ピタパンの中にフムスをたっぷり塗ってくれて(フムスって多くの材料のひとつなのね、私は主役級の食べ方しかしたことなかったから、テンションあがった~~)

きゅうりとトマトのチョップドサラダとかオニオン、ケバブ(こちらお肉の塊をスライスするいわゆるケバブ)を入れて、完成!

 

1枚お皿がついてきて、なんでも好きなもの入れていいよ、と。

おっちゃんの前にたくさんのお惣菜が並んでいたので、パプリカのマリネとかなすのフライとかいくつかセレクト。どこでも、ほんとお野菜おいしい!
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これで30シュケル(=900円)

 

お気づきだろうか、意外と物価が安くないことを。

おいしいし、お野菜いっぱいあるから900円でも大満足なんだけど

中東って思ったらもうちょっと安くてもいい気がするのよね。

 

イスラエルは、想像できるかもしれないけど、軍事費がすごいのですよ。

国家予算の1/3は軍事費に充てられるらしいのね。

男性は3年、女性は2年の兵役義務があるし。

ってことで、消費税はなんと17%!

日本の8%なんてかわいいもんですね。

 

しかもレストラン行くとチップを10%払うからすぐ27%上乗せされるのよね、なかなかの出費だよね。

 

 

ーー

そんなこんなで、ピタサンドをほおばっていたら、意外といい時間に!

またバスを逃したら笑えないから、袋をもらって、続きはバスの中で食べることに~

なんせ目的地まで4時間もあるからね~
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テルアビブから南に下って、Eilatというところからヨルダンに国境渡るプランだよ!

 

バスの中ではUSB充電ができて、快適だった!(最初は気づかず、ポータブル充電器使ってた…後々の砂漠に備えようと思って、ポータブル充電器を充電することに活用★のちにまじで役立つ!!!!)
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バスの中には普通に兵役中のひとがいたよ~

私の後ろの席の男の子も隣の女の子もベージュ色の制服で、銃を携帯してたよ。

銃って数発充填できそうなものじゃなくて、ライフルみたいな大きいやつ!!!ひーー

最初はびっくりしたけど、すぐ慣れて爆睡してた(笑) 私の適応力高し(笑)

 

イスラエルの地にいることが、だんだん実感湧いてきて

うれしくてGoogle mapで航空写真みてイメージ膨らませてた(笑)

自分のロケーションがここ(↓)にあることにもテンションあがって、思わずスクリーンショット撮ったわ!!(笑)

だって!!

レバノンとか、ヨルダンとか!ニュースでしか馴染みのないようなエリアにいるんだよ!!!

 

ちなみに私のロケーションの近くの湖みたいなところが死海だよん!!きゃああー

これぞテンアゲ!!


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2回のLeg strech/トイレ休憩を挟んで、16時ぐらいにEilatに到着!

なんだかんだ4.5時間ぐらいかかってるなあ~そんなもんだよね~

 

Eilat(イスラエル)からAqabaっていうヨルダンの町にそのまま行くこともできたんだけど、せっかく紅海に面したリゾート地に来たんだから、楽しまないともったいない!!って思って、弾丸でビーチリゾートにいくことに!!!いえーーーーい!

 

初めての紅海!!!

紅海にいったことある人のエピソード聞いたことないし、全然馴染みないから、めっちゃテンションあがったああああ

 

紅海の位置がいまいちピンとこない人→サウジアラビアとエジプトの間の細い海だよ!(よーく見るとイスラエルとヨルダンも海に面してるよん)

 

 

バス降りて、サンゴ礁が評判のEilat Coral Beach Nature Reserveに!

いまいちどんな施設かちゃんとリサーチしてなかったけど

写真が素敵そうだから、まあ行ってみるか!っていう勢い(笑)

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バス停近くでタクシーを探したけど、

バス降りたばっかりだから、舐められた価格を突きつけられるううう

いやいや、たかが20分の運転よ。ぼったくりすぎでしょうよ~~

 

強気の価格交渉で、運ちゃんに断られてたら、地元の人が「どこまで行きたいの?」と助けの手を差し伸べてくれた。(イスラエル人は本当にやさしいの~)

行き先を伝えたら、「oh that's far」みたいな反応で、タクシー代が張っちゃうのもしょうがないよ、というリアクション。

 

ぼったくられると思ってたけど、意外と正規にちかい金額なのか…?と気づいて、ちょっとお高いながらもタクシーに乗り込んだよ(もちろん最初の金額より2/3ぐらいまで値切ったけどね!小さいころに父親に東南アジアで金額交渉は叩き込まれてるので(笑)便利なスキルです~~!)

 

車で20分ぐらいして、お目当ての海岸へ。

Coral Beach Nature Reserveというだけあって、サンゴ礁がちゃんと保護されたエリアなんだって。

ここの施設(というかビーチの一部を囲ってる感じ)はある団体によって保護されていて、入場料は施設維持費に充てられるそうな。

入場料は40シュケル(1200円)ぐらいだったかな~

 

サンゴ礁で潜る予定なんて、ぜんぜーんなかったけど、なぜかちゃっかりゴーグルを持ってた私は、シュノーケリンググッズのレンタルはせず。

 

↓施設に入るとのんびりとしたビーチが広がってる
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どうやら、浜に近いところにサンゴ礁が広がっているらしく、桟橋の階段を下りて海に入ると、すぐにサンゴ礁が見れるそうな◎

 

早速水着に着替えて、人生初の紅海にわくわくでセルフィー!

ちなみに、もちろん紅くはない(笑)

むしろ透明度高い~っ!!
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使用予定ないけどなぜが持ってきてた携帯の防水ケースを使うときがきた~!

 

香港で格安でゲットして、一回も試したこともない状態で、心配しかなかったけど、海デビュー!(防水携帯でも塩水はだめなんだもんね?)

 

ぶれながらも、なんとなく撮れたね、合格点でしょう(笑)
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ちなみにどうなってるかというと、サンゴ礁づたいにロープが張ってあって、泳ぎなら間近で自然のサンゴ礁やお魚を見れるの~!(こんな粋な施設だとは1ミリも知らなかった~笑)

 

ちなみに、ほんと蛇足だけど、前にマレーシアのコタキナバルでダイビングしたときに熱帯魚に噛まれたことあって(笑) お魚と泳ぐのはビビる(笑) 

 

お魚に噛まれるなんて聞いたことなくて、びっくりしたけど、ダイビングのインストラクターも珍しいねって驚いてたよ。

 

「きっと噛んだのはメスの魚だね、君の美しさに嫉妬しちゃったんだね」って言ってたよ(とほほ)

私はウェットとかラッシュガード着るって言ったのに、インストラクターが君は隠さなきゃいけない体じゃないんだから、ビキニのままでいいよって言ったのに…(苦笑) 

お魚の歯型がくっきりと数日間残ったのでした。しかも2箇所(笑)

 

ちょっと話が逸れたけど、この施設は素晴らしかったです!

 

紅海は1年を通して温暖な気温だから

サンゴ礁が育ちやすい環境なんだって。

 

 

↓インターネットより拝借。

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この施設のスタッフのイスラエル人もものすごくやさしくて、いろいろお話したよ~

まずは、ちゃんとシュノーケリンググッズをレンタルすべきだったと諭された。

なぜなら、ゴーグルには色がついているものが多いからさんご礁の本来の色を楽しむことができないと(ごもっともです)。そして視界がシュノーケリングマスクに比べて狭いから、目の前いっぱいに景色を楽しめないと(ごもっともです)。

 

なので、みなさんはちゃんとグッズをレンタルすることをおすすめします。

 

ちなみに、朝一のほうがサンゴ礁のコンディションがいいそうな。

きっと午前中のしっかりとした日差しで海の中がよく見える+砂が舞ってないんだろうなあと推測。

 

こんな感じで滞在時間1時間半ぐらいで、ピットストップで紅海をあとにしたよ~

(クレンジングなくて、適当に顔洗ったけど、ほぼすっぴん)
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国境の検問までタクシー乗る予定だったけど、まだ価格交渉するの面倒で(笑)セントラルエリアまではバスが出てると聞いたので、バスを待つことに~(30分に1本の運行だよ~)

 

バス停でおとなしく待ってたら、目の前に車が止まって中からおっちゃんが「乗って行きなよ」と!

 

 

おっ!!

ヒッチハイクだっ・・・!(笑)

 

 

なんか、いい人そうという直感が働き、ちゃっかり乗せてもらうことに~(!)

 

これね、こういうことはまじで親に言えないよね(苦笑)

 

本当に誘拐されたら笑えないもんね・・・

これはみんなにはおすすめしないです(笑)真似しないでね!!!

 

 

でも、私は直感で生きるタイプなので、車に乗せてもらい、

 

「(本来バスで向かおうとしてた)city centerに連れて行ってくれたらうれしい~でももっとわがまま言うなら、これからヨルダンに行くから、国境の検問所に連れて行ってくれたらさらにうれしい~!」と逆ヒッチハイクをタクシーのごとく使う(笑)

 

「ちょうどそっちの方向行くからぜんぜんいいよ」とあっさりアッシーになってくれることに…!

 

ちなみに私のことをバス停で拾ってくれた人は

46歳、弁護士(いまはコンサル的なこともしてるらしい)、シナイ半島での7日間のバケーション帰りのイスラエル人、アリエルさんでした~~

 

シナイ半島(エジプト)がどれだけ素敵なところか、たーくさん魅力を語ってくれました★

 

(イスラエルとエジプトの国境地点tabaから車で1時間エジプト側に進んだところのリゾート地がものすごくいいらしい)

 

 

多分、旅人だと通ずるところがあるんだよね。

 

だから直感でなんとなくこの人は大丈夫って思ったの!

(にしても、弁護士っていう普通の職上してて安心したけどw)

 

(というか、数年前にはトルコバックパック中に飛行機で隣に座った青年(カンボジアバックパック帰り)と仲良くなって、彼の実家にホームステイさせてもらったこともあるなあ~ 旅人のことは信頼しがちです)

 

 

↓逆ヒッチハイクを受けたアリエル(46)。

「Little marmaidのアリエル」というので、「かわいい名前だね~」って言ったら、イスラエルだとそんなに珍しい名前でもないんだとか。
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検問の目の前まで連れて行ってくれて

Have a good trip!と気持ちよく送り出してくれました◎

(私の直感は正しかった…!優しい人でした)

 

検問も無事通過し(手数料を払い損ねて一度イスラエル側の事務所に戻ったけどw)

イスラエル⇔ヨルダンの国境を歩いて渡ったよん。

 

国境を歩いて渡るのはカリフォルニア⇔メキシコの国境を歩いて渡ったぶりでテンションあがったなあ~~

 

テンション上がりまくって、イスラエル側の警備員?兵士?に

「正確にはどこがボーダー?!?」って聞いたら、

 

右下にあるコンクリの白いコーンからフェンスまでは [ no man's land ]で、

フェンスが国境となり、その向こう側はヨルダンだと。

 

[ no man's land ] ???!?

 

どこの国にも属さない土地なの・・・?!

 

なにそれ、複雑な歴史のある国だからこその、どこの国にも属さない土地・・・

 

平和の象徴というか、、込み上げるものがあったよ。

 

と同時に、そんな土地を踏みしめられるうれしさで、

先ほど一緒に手数料を払い損ねて、一緒に手続きして仲良くなったエストニアカップルと「No man's land! No man's land!」って大声で歌いながら行進しました(笑)


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無事ヨルダンに入国して、タクシーに乗り込むんだけど

国境のそばには、Authorizedされたタクシーしか乗り入れられなくて、

Aqaba市内まで行くにも、そのタクシー使わなきゃいけないから、ちょっとぼったくられるんだよね。

 

事前にネットでリサーチしていたエストニアカップルと私は、3人で一緒にタクシーに乗って割り勘することに。

市内中心地のホテルを予約しているカップルと一緒にタクシーに乗り込んだよ。

 

 

ここで、というかかなり前から(実はサンゴ礁に行く前から)心配していたことが

相当心配になってきた・・・

 

まじで、今日どこ泊まろう。

 

(笑)

 

 

というのも、事前にベドウィン族のキャンプを予約してたんだけど、(ここに泊まりたくてヨルダン行きを行程にねじ込んだぐらい)

それがAqabaという町から車で1時間ちょっと離れてるの。

 

そのキャンプが、

 

写真を見る限り、砂漠のど真ん中なの!

 

砂漠の保護区域の中にあるの!

 

 

どうやって行くんだろう・・・

 

 

(全然調べてない、、ヨルダンに行ったらどうにかなると思ってた)

 

 

 

2015年にモロッコサハラ砂漠に行ったときは、車でいけるポイントまで行って、

そこからキャメルライドで1時間、ぜんぜん快適じゃないラクダちゃんに揺られて(which was one of the incredible moments of my life tho)

キャンプサイトにたどり着いた経験があってね。

 

(そこで人生で文字通り【星降る夜】を経験したのーー!!!空が星で埋め尽くされてて、星が本当に落ちてきそうだった・・・)

 

 

今回もラクダに乗らなきゃたどり着けないのでは・・・と、とっても心配になってきた。。。

 

 

しかも、Tel AvivからEilatに向かうバスの中で、キャンプの管理人?からWhatsup経由で連絡きて、何時につくか、とか、Aqabaからの移動手段を手配する必要あるか、とか連絡してたのね。

そこで夜8時ぐらいの到着になっちゃうかも、と伝えたら

 

まさかの、音声メッセージが届いて(笑)

アクセントがきつすぎて、なに言ってるか半分ぐらいわからない(汗)

3回くらい聞きなおしたけど、やっぱりわからない(苦笑)

 

「メインのエリアから、とっても離れているからね、8kmも離れてるよ」みたいなこと言ってたと理解してる。

 

だから、もしかしたら、このセンターまではタクシーで行けるかもしれないけど

 

残りの8kmはラクダさんの力を借りなきゃいけなくて、

しかも夜遅いから、ラクダさんは寝ちゃってるんじゃないか、つまり私は目指していた宿にたどり着けないのではないか。。。

 

もし、そうならば、夜にわざわざお金と時間をかけてタクシーに乗って、

 

不安にさいなまれながら、怖い思いをして、

 

Wadi rum砂漠に向かう意味すらないのでは。。

 

どっちみち朝一にはPetraに向かうし。。

 

 

今夜ちゃんと宿にたどり着けるか心配で、むしろ、泊まれるところがあるならどこでもいいってちょっと投げやりに、消極的になってきた。。

 

いつもは「どうにかなる」というか「どうにかする精神」で、

ポジティブに過ごすんだけど、さすがにヨルダンは未知の国で

ヨルダンの貨幣、これっぽっちも持ってなくて!!!!!1円たりとも!!!!!

 

そんな心境だったのです。

 

 

そうです。現地のお金1円も持ってないのに、タクシーに乗ったのです(笑)

 

だから、タクシーのおにいちゃんに市内のATMに向かってもらうことに~

どこまで行っても死ぬほど場面行動な私!

 

もーーー キャンプ(宿)にどうしてもたどり着きたくて、

不安や恐怖心よりも、好奇心がついに勝って、

そのおにいちゃん(Ahmed)に「ここ(キャンプ地)まで連れて行ってほしい」と依頼。

 

(もし目的地に車だけではたどり着けなくても、どこか人がいるところにはどこかしら行けるだろうし、砂漠にぽいっと置いていかれることもないだろう。もし砂漠のど真ん中で立ち往生しても、少なくとも、このアラビア語が堪能なおにいちゃんと一緒だし、最悪この町に1時間かけて戻ってくれてくればいいだけ。これはリスクをとる瞬間だ!とひとりで脳内で、保守的マホと好奇心マホがディスカッションして、賭けに出ることに!!!)

 

そしたら、おにいちゃんが「どこココ」みたいな心許ない反応・・・

 

どこかに電話をかけ始めた。

 

アラビア語でなに言ってるかさーーーっぱりわからない。けど、あんまり大丈夫じゃなさそうってことだけは分かる。

 

おっと、大丈夫かな、宿にたどり着けないことが濃厚になってきたか・・・

 

電話を切って「おれ、これどこかわからないよ」と。

(心の声:今の電話はなんだったのさ・・・)

 

 

ここまできたらもう、

引き下がれない!!!

 

諦められない!!!!

 

 

「この電話番号に電話して!」

スクリーンショットとってあった宿の電話番号を見せ、電話をかけてもらうことに。

すぐに電話が通じて、なにかアラビア語で話している。

 

うん、悪くはなさそうな感じ。

 

「いまからキャンプサイトに戻るから、私を市内でピックアップして一緒に帰れるらしい」とのこと。

 

ん・・・?!

 

運ちゃんの青年の英語もそこまでうまくないから、

いまいちなに言ってるかわからない。

 

本当に宿の人が迎えにきてくれる??!?

 

 

心配すぎて+言っていることがよく分からなくて

ここまでやりとりを優し~く見守ってくれていたエストニアカップルに

 

「え、いまピックアップしに来てくれるって言ったよね???」と思わず確認(笑)

 

彼らも同じ認識で、どうやら、本当に迎えに来てくれるらしい。

 

それは、ラッキーだけど、ラッキーすぎるけど、そもそも電波のない私は宿の人とコンタクト取れないし

仮に本当にピックアップにし来てくれても、ちゃんと合流できない可能性(大)ではないか。。

 

そんな心配そうな私の表情を察したのか、

運転手のおにいちゃんが「彼らが来るまで、俺も待つよ」と申し出てくれた。

 

・・・!!!

 

これは本当に安心感がすごくて、気遣いがうれしくて、涙でた。

 

(Ahmed ありがとう…)

 

 

「ATMの前集合」と伝えた数分後に、本当に宿の人がピックアップしに来てくれたのです。

 

↓宿の人が私をピックアップしに来るまで一緒に待ってくれたタクシー運ちゃんのAhmed(私、安心感とうれしさが込み上げる…)
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どうやら、宿の管理人(Shaker)が友人Mohamedとたまたま買出しで市内に出てきていて、ちょうどタイミングよくこれから戻るところだったみたい。ラッキーすぎる。

 

この瞬間に何時間にも渡って心配事項だった、キャンプにたどり着けるか問題が解決しましたっ★

 

 その後、雑多にものが詰まれた車にちょこんと座り、ついに、念願の砂漠(Wadi Rum)のキャンプサイトへーー!!

 

(心の声:キャンプサイトとか砂漠のど真ん中だし、きっと夜ご飯ないんだろうなー

まあ1食ぐらい余裕でスキップできるけどねー

宿に無事たどり着けるほうが1000倍大事だしうれしいし!!!)

 

給油のため?ガスステーションに止まったよ。

なぜか給油をせずに建物に向かう2人。

ああ、トイレ休憩ねと思ったら、となりのローカルなご飯屋さんに行くと言う。

 

やったーー諦めてたご飯にもありつけたーー!!

 

簡単なカウンターとテーブルが並んでるとっても質素なお店。

 

なにかさーーっぱり分からないけど、一番減ってる(=おそらく人気メニュー?)白いなにか(お肉が見えたよ)をオーダー(笑)

 

↓白米山盛り!!
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↓彩りはない(笑) イスラエルでお野菜パラダイスだった私はひさしぶりにこんな炭水化物と肉しかないお食事でした。本当に国境を越えたなって実感した(笑)
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この白いスープがクリーミーなことを期待してたんだけど、なんか酸っぱい。

なにかわからないけど、乳製品ってことだけは分かる。

牛乳・・・? チーズ・・・?

 

これなにって聞くことは失礼にはあたらないだろうと思って

 

キャンプの管理人とその友人に尋ねると、「ヨーグルトだよ」との回答。

 

ヨーグルトね!たしかにね!!ヨーグルトの味するわ!!

ヨーグルトでお肉煮込むのね!!

よくわかんないけど、すっごく中東っぽい気がするわ!!

 

↓管理人(左)とその友人と一緒にヨルダン初ディナー
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ラム肉をヨーグルトで煮込む料理はヨルダンの定番のごはんだそう。

じゃあなんで2人はこれ食べないの?って聞いたら、「夜トイレに行きたくなるから」って。

え(笑) どゆこと。

 

このお料理はしょっぱいから、お水を飲みたくなって、その結果、夜トイレに行きたくなるから、夜ではなくお昼によく食べるんだと。

 

ほお。なるほどね。

先に言ってほしかったけど(笑)、とりあえずヨルダンの定番ご飯を食べれたから満足っ!

 

お支払いしようと思ったら、Ahmedが「こんなところで会えたのもご縁、ホスピタリティーだよ」とご馳走してくれた。

 

きっと私のほうが東京で稼いでいるだろうに、、

こういう優しさは身に沁みるね。

やっぱり、物理的な豊かさじゃないね。

 

ーー

そのあとも真っ暗な中、年季の入った車にゆられて

砂漠をぐいぐい進んでいきます~~

 

まわりにごつごつしたもの=岩?がたくさん見える~

月明かりだけだから、形だけ見えて、細かくは見えないの~

でも、雄大な景色が広がっているであろうことは感じられる。。

 

 

日が出てる間にこの道を通れれば、もっと景色を満喫できただろうに、とちょっと残念にも思ったけど、サンゴ礁で泳ぐことを選んだ決断は間違ってなかったから、いいのだ!!

 

しばらくして、集落っぽいところに到着!

 

管理人の彼が先ほどのお店でテイクアウトしたお弁当をある建物にデリバリー。

お友達に配達を頼まれたの?って聞いたら、家族にご飯を届けたのだと。

なるほど、本当に私は地元民御用達のお店でお食事をしたのね。よき◎

 

そしてこの集落で、彼の友達(モハメド)が買出しグッズを抱えて、おうちに帰っていきました~

 

そこからさらに車でbumpyな道なき道を進み、

(轍(タイヤ痕)しかない砂漠の上をぐいぐい~~真っ暗なのに、よく道わかるなあと感心)

 

ついに、人の気配がある場所に到着・・・!!!(涙)

 

ついに、

 

キャンプサイトに到着だよっ!!!!!!❤︎

 

 

私が到着したら、先に到着してたキャンプ宿泊者はお茶を飲みながら、キャンプファイヤーを囲むように座って雑談してたよ。

 

(うんうん、サラハ砂漠のデジャブだね!こういうことがしたかったのよ!)


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私もバックパックを置いて、雑談に参加~

 

イギリス人のJohnと仲良くなり、これまでの旅の話で盛り上がったよ~

 

私が小さいときにイギリスのBrightonに住んでいたと伝えたら、

Johnは地元の友達5人とリバプール駅からブライトンまでチームに分かれて、①車②電車③飛行機のどの手段が一番はやくたどり着けるかっていう競争をした話などしてくれたよ~

(どの手段が一番のりだったと思う? → 答えは聞いてねん)

 

そんな感じでまったりしてたら、23時ぐらいになってて、

翌朝朝日を見るために6時起きしたかった私は、そろそろ寝ることに。

 

キャンプの管理人(Shaker)に念のため、朝日が出る時間と、もしいい朝日観賞スポットがあったら教えてほしいと聞いたら、

 

「これから洞窟に住んでいる友達の様子を見に行くけど、一緒に来るか?」と。

 

 

洞窟に住んでるってどういうこと!!!!(笑)

 

そんな原始人みたいな生活、見てみたいに決まってるでしょ!!!!!

 

 

 

これまでのながーーーい道のりと精神的疲労と、明日の日の出とPetraに備えて

一刻も早くベッドに入りたいところだけど、

ここまで来たら、体力の限界にチャレンジするしかない!こんな貴重な経験できるなんて!!と思って、

洞窟に住んでいるという友人のもとへ・・・

 

車に乗り込んで、またまたbumpyな道を進む進む。

 

岩というか山?の近くでヘッドランプを点滅させたあと、車をとめた。

どうやらここに友人が寝泊りしているらしい。(ランプの点滅で合図なんて、ある曲を思い出す(笑)と同時になんと現実的で有効な手段であることか!)

 

砂漠では、人工の光は一切なくて、月明かりだけで十分あたりを見渡せるの。

 

表面が意外と滑らかな岩を登ってみると、

かるくへこんだ洞窟らしき場所に友人はいない・・・

 

火を焚いた痕跡はある。

 

「今日はいないねーここじゃないところで寝てるのかな」みたいなShakerのあっさりとした反応。

 

はあ、洞窟に住んでるご本人には会えなかったけど、洞窟自体には来れたしまあいい経験できたと思っていたら、さらに上まで登るようにと。

 

あたり一面が見渡せる高台に到着して、座って、景色を楽しむことに。

 

私が翌朝の朝一にはバスに乗って、大本命のPetraに向かうから、

Wadi rumはあまりじっくり見ることができないからとの考慮で

たっぷりと雄大な景色を楽しませてくれたよ。

 

 

月明かりだけでこんなにも明るくて、壮大な景色を見ることができるなんて。

 

素晴らしい景色だった。

 

砂漠に、月明かりに

吸い込まれそうだった。

 

 

写真は撮れなかったけど、脳裏に焼き付けてきたよ。

 

 

そしてしばらく眺めていると、Shakerが「寒かったらぼくのポンチョをかぶっていいからね」と。

 

ベドウィン族のコートというか、毛布というか、ポンチョみたいな、ちょっとごわっとした重たい布を私の肩にかけてくれた。

 

寒くなかったんだけどね。

もはや心地のよいそよ風だったんだけど。

 

 

親切心は受け取らなきゃと思って、Thank youと。

 

ただ、なんかかたらと距離が近い・・・

 

手を触ってきたりして・・・

 

 

 

おや。

 

 

これはなにか違いますねー

 

いかに素敵な景色か、いかにここに来れて嬉しいか話してたら、

 

「もっとはやくに来ればよかったのに」

 

「本当に明日の朝一で去るの?」

 

など、なんか私ともっと一緒にいたい的なことをほのめかし始めて

 

"I want to tell you something. Are you okay if I tell you something?"

=「君に伝えたいことあるんだよね、それを伝えたら君は困るかな?」と言いはじめた。

 

うーん、Somethingがなにか分からないから、なんとも言えないけど

 

 

まさかねーと思いながら

 

「なに〜?」と聞いたら

 

 

 

 

 

”I like you”

=すきだよ

 

 

 

 

 

 

ん・・・?!

 

 

 

 

2-3時間前に会ったばっかりだけど、、

You like me...?

 

会った瞬間から好意を抱いてくれていたそう。

 

 

 

え。

 

 

一目惚れされた????

 

 

 

 

 

 

そして死ぬほどロマンチックなシチュエーションで

 

ベドウィン族の青年に告白された????

 

 

おおおお

 

 

 

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ヨルダンの砂漠の真ん中で

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月明かりが降り注ぐ中、雄大な景色を見ながら

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ベドウィン族の青年から

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愛の告白を受けた。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 

 

人生って面白いね、

なにが起こるかわからないもんね。

 

ここから猛烈な口説きが始まって、

私の貴重な睡眠時間を削ることとなるのです(笑) 

 

(詳細省略〜笑)